*ブラザーコンプレックス10*



*パラレル設定
*商社マンライル
*オリキャラ注意


許せる方のみど〜ぞ





やたらと切羽詰まった顔をして、ライルはキスをしてきた。
瞬間、脳髄が痺れる感覚を覚える。

「んっ…ライル…おまえっ…」
「兄さん、頼む、よっ…お、落ち着いた、ら…ちゃんと話すから…!今は、頼む から…」

抱いて と、耳元に熱の篭った声音で囁かれる。

「ッッ、ど、おまっ、どうしっ」
「にいさっ、早く…!」
「〜〜っ、わか、わかったから!あんま煽るな!」

ライルを抱え直し、玄関の鍵を掛けてから寝室へ急いだ。
むずかるライルにキスをして宥めながら、やっとの思いで寝室のドアを開ける。

「ほらっ、ベッド着いたからな、ライル」
「ん、ンッ」
「…っとに…どうしたんだよー…」
「にいさ、にいさんっ…」
「おわっ!」

ベッドに下ろした途端に身体を引き寄せられ、ライルの上に倒れ込んだ。
その身体に手を着かないように慌てて受け身をとる。

「こらっ!危ないだろ!」
「にいさんっ!」
「ンむッ?!」

殆ど噛みつくようなキスをされ、驚くほど熱い舌が俺の舌に絡んだ。
俺が怯んだ隙にライルは態勢をひっくり返し、腹に馬乗りになる。

「お、おい」
「にぃさんの、はや、くっ…ほしっ…」
「ライル!待て!」
「ぃやっ、だ!おれおかしくなっちまう!」

涙を散らして叫ぶライルに釘付けになった。
危険なまでの色香に息が詰まる。
ライルの焦りにツられて俺まで焦り出していた。

頭が真っ白になった一瞬の隙をつき、ライルは素早く俺のジッパーを下げる。

「ライル!」

止めようと伸ばした腕は、そのままライルの頭に添えるだけになってしまった。
性急に取り出された俺をライルが頬張ったからだ。

「んっ!ちょ…ライ…」
「にい、さ…んん、ンッ…はゃく…おっきくなって…」
「〜〜〜ッッ?!」

切ない喘ぎ声を零しながら、必死で愛撫を施すライルを凝視する。
片手と口を使い、初めての行為のためか拙い動きだ。

「う、くっ…わかったから…ライル、口、はなしっ…」
「ゃら…んっ、おれが…全部するからっ…」

くわえたまま上目遣いで見られ、一気に熱が下半身に集中する。
咥内でそれを感じたライルが目を細めた。

「ふっ…く、お、き…なった」
「ッッッ!!もう無理!限界!!」
「はわぁっ?!」

無理矢理ライルを引きはがし、押し倒す。
ズボンを奪いとり投げ捨て、両足を持ち上げライルの身体をくの字に折り曲げた 。

「んっ…くる、しっ…」
「我慢しろ!」

眼前に晒された場所は、触ってもいないのにヒクリと動き、俺を誘う。
誘われるままそこに舌を這わせた。

「んあっ!!や、やだ!にいさっ…それやめっ」

口では拒絶し、両足をバタつかせるが
ソコは嬉しそうに蠢き舌を更に中へと導く。

「すぐ解してやるよ」
「あ、あっ、あああ!やあっ…にいさ、にいさぁっ…!」

指を増やし、ぐずぐずになるまで掻き回す。
その行為に夢中なっていると、ライルの甲高い声が耳に届いた。

「うあっ、ああっッ!」
「えっ…ライル?」
「アッ…はぅ…ん…」
「え?!イッたのか?」
「うっうう…も、やだ…はやく…中、もっと掻き回してよ…」

泣きながら懇願するライルを見て、胸が締め付けられる。
たっぷりと吐き出しているのに、すぐに頭を擡げたソレがふるりと震えた。

ライルがこうなってしまった理由をもの凄く問い質したいが
とりあえず今はライルが望むままに抱いてやるのが一番だろう。

「ごめん、な?ライル…焦らしちまって…」

そう言いながら、充分な硬度をもった自身をソコに押し付ける。
待ってましたとばかりに収縮し飲み込み始めた。

「ふあっ…あ、ああッ…!きも、ちっ…!」
「くうっ…なんだ、これっ…すご、」
「やぅ、うう、あ…もっと、してッ、にいさん!」
「〜っ、も、ヤケだ!」

理性の切れる音を聞き、俺は腰を強く打ち付ける。
ライルは背をしならせ、再度白濁を散らした。

「中、熱ッッ…おかし、だろっ…!」
「んああああ!や、ああっ!きもち、きもっ…ヒッ…にいさぁっ」
「クッ…こっちがおかし、なるっ…」

今までの比にならない程の快感に身体が震えた。
少しでも気を抜けば、すぐにライルの中に放ってしまうだろう。

「ッ、あ、ゴムッ…忘れたっ」

慌てて抜こうと腰を引くと、ライルの両足ががっちりと俺の腰に絡む。

「やだぁっ!なん、れっ…抜くっ…いやっ…!」
「ラ、ライル!中に出しちゃマズイだろっ」
「いい、から!にいさ、おれん中に、出せ、よっ!」
「〜〜〜ッッ…腹壊しても今回は俺のせいじゃねーからな!」
「んあアぁあああっッ!」

過去に何度か中出しはしたが、一応特別な日だけという約束があり戸惑った。
本人からの許しが出た以上良しとする。
夢中で腰を打ち付け絶頂を目指した。

「あああっ、くぁ、んあうううっ!」
「く、あッ…はっ………は、はぁっ…ライ、ル…大丈夫、か?」

まだ貪欲に収縮を繰り返し絞り上げる中に耐えながら、ライルにキスをする。
落ち着いたのかトロンとした瞳が俺を捉えた。

「…に、さ…」
「あぁ、お疲れ…。抜くぞ?」
「あっ…ン…ま、て…まだ…」
「ん?」
「兄さん…ぉれ、まだ足りな…もっかぃ…シて?」
「なっ…」
「頼むよぉ…にいさん…」

ライルは俺にしがみつき必死で拙いキスをしてくる。
こんな可愛いことされて、俺の理性が保つはずもなく……

「ああっもう!気絶するまでヤッてやるよ!」
「んあっン!」














遅い朝食…いやむしろ昼食をトレイに乗せ、俺は寝室に向かった。
ベッドで伸びている愛しい弟の耳にキスを一つ。

「ライル、なんか腹に入れないと」
「ううう〜〜〜」
「クラムチャウダー作ったから。ほら、起きろよ」
「もうトイレ行きたくない…」
「はいはい、そうだな。次からは気をつけような」
「ちくしょぉ〜…」

ライルは昨日の自分をしっかり覚えているらしく、腹痛で目覚めた時からひたす ら後悔していた。
暫くトイレと仲良くしていたせいで、トラウマにまでなったようだ。

なんとかライルを宥め、昼食を食べさせる。
食休みも終えたらもう我慢の必要はない。

「さて、ライル」
「んー?」

逃がさないように後ろからしっかり抱きしめた。

「理由を説明してもらおうか」
「……げっ…」
「げっ、じゃありません!お兄ちゃんに全部包み隠さず教えなさい!」
「わか、わかったから!耳元で大声出すなよっ」
「で?」
「……あー…昨日、後輩の接待に付き添ったこと…は、事前に伝えたろ?」
「あぁ、だから遅くなるって言ってたな」
「その接待相手のブタ野郎がさ…」




ライルはぽつりぽつりと昨日の出来事を話しだした。

薬を盛られ、枕営業させられそうになったこと

ハレルヤが助けてくれたこと

薬のせいで身体がどうしようもなくなり、あんな醜態を晒したと ライルは締め括った。

話は実に単純明快だった。
俺はホッと胸を撫で下ろす。

「その様子じゃ、薬の副作用とかはないな?」
「え…?あ、うん。なんともない」
「そっか…。あ〜なんか安心した…。もっととんでもねぇコトだったらどうしよ うかと思った」
「俺にとっちゃすげぇとんでもねぇコトなんだけど」
「媚薬の類にも性の悪いモンとかあるからな。たかが一回の使用で麻薬みてぇに 依存症になることもある」
「…マジで?」
「あぁ。キツイ薬ではあったようだが、質は悪くないみたいだな。しかしハレル ヤがねぇ…」

ライルを助けてくれたなんて。
少し嬉しくなり、微笑む。

「…に、いさん…怒ら、ねーの?」
「なんで?お前はなんも悪くないだろ?悪いのはその変態だ。安心しろ、お兄ち ゃんがしっかりと制裁をくわえておく」
「え゛」

もちろん、ライルをそんな目に遭わせた野郎を放っておくわけがない。
社会的抹殺を企て済みだ。
俺にはそれをできる環境も人脈もある。

ライルが困った顔で俺を伺うから、宥めるようにキスをした。

「兄さん…ほどほどに頼むよ…」
















金髪の刑事の後に続き、取調室のイスに偉そうに座る男の前に立つ。

「よぉ」
「なっ、キサマは!」
「顔、覚えててくれたみてぇだな」
「当たり前だ!貴様のせいで俺はこんなところにいるんだぞ!!」
「俺のせい、ね…。残念ながら人違いだ」
「なにィ?!」

立ち上がった男に、力の限り腕を振り上げる。

「俺の可愛い弟が世話になったなぁ!!」
「ぐぶぇっ!!」

醜い声を上げて男は吹っ飛んだ。

「…ふぅっ、あんまスッキリしねーが…」
「おいおい、手加減してやってくれないか。彼にはこれから私達のキツーイ尋問 が待っているのだからな」
「ハレルヤにも殴られたみてぇだし、これで勘弁してやるよ。お前さんらの尋問 もヤバそうだしな」
「なにを言う。正当な取り調べだよ」
「よく言うよ!サンキューな、グラハム」
「友人の頼みとあればお安いご用」
「…あーそりゃどうも…」
「なんだね、その顔は!どこに不満を感じたのか言ってみたまえ!」
「あーはいはい不満なんかございませんよー」
「はぐらかしているな、ロックオン・ストラトス!」

白目を剥いて伸びたままの男を放置し、俺達は部屋を出た。












「契約取れたよ、全部こっちの要求通り」
「そうか、よかったなぁ」
「腐ってたのは上だけでさ、下の技術者達はホントいい奴らばっかりで…。俺の 会社の方も再建に投資するらしいし」
「全部丸く収まって何よりだなー」

じとり、と ライルは俺の顔を覗き込む。

「ん?」
「……いや、なんでもない。……ありがと、兄さん」
「…俺はなにもしてねーよ?お前らの努力の賜物さ」
「どうかねぇ」


まだ訝しがるライルの唇を塞ぎ、ベッドに押し倒した。














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ブラコンシリーズ第10弾!

なんとか終わりました^^
ブラコンのライル、アブノーマルなプレイばっかしてると最近気付いた。
今度は普通なプレイをさせてあげよう…(苦笑)

ハレルヤとライルはこれをキッカケに仲良くなるといいな!

次はライルと誰を絡ませようか^^
純粋にニルライのターンでもいいけどなぁ〜う〜む



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