*Compensation of the love*



*パラレル設定
*ニールは不定期な仕事、ライルは大学生
*ニル←ライ前提でモブライ
*ライルが酷い目に遭ってます

許せる方のみど〜ぞ





兄さんに、フラれた―。







酒を煽りながらついさっきの出来事を思い返す。



「俺、俺っ…兄さんのこと…好きなんだっ」

意を決して、飛び降りるくらいの気持ちでそう告げた。
兄さんはきょとんとして、俺を見る。

「…おぅ、俺も好きだぞ?」
「ち、がっ…!」

そうじゃない、兄さんの好きと俺の好きでは意味がかなり違っている。

「違く、て!俺は、その…兄さんを愛して…」
「だーから、俺もライルのことは大好きで愛してんよ?」

兄さんはにっこりと、優しい笑みを浮かべた。
胸が軋む。
伝えないと、何がなんでも。

「俺は!兄さんを、そのっ、やましい意味で愛してんだ!」

言い切ってから、なんの返答もない兄さんを恐る恐る見上げた。
その表情を見た途端息が詰まり、全身が硬直する。

「っあ……」
「……いいか、ライル。俺達は兄弟だ」
「…わかって、る…」
「じゃあ、そんな気持ちは有り得ない」
「なく、ない!だって現に俺は兄さんを!」
「ライル!!」

肩がビクリと跳ねた。
温和な兄の怒鳴り声に、全身が恐怖を覚え震え出す。

「ライル、俺達は…兄弟なんだ」
「………兄さん、それでも俺は、兄さんを…ニールを、愛してるよ」

伸びてくる手から逃げるように、サイフを引っ掴んで逃げ出した。







そして、今に至る。



「う、うぅ…」

かなり気分が悪い。
街をふらついて適当に入ったバーで、酒を浴びるように呑んだ。

「…眠ぃ」

ココで寝たら店に迷惑だろ、頭の片隅で自分を叱る。
でも瞼は勝手に閉じようとした。

「兄ちゃん、兄ちゃん」
「ん、え?」
「大丈夫か?ほら、こんなトコで寝たら風邪引くぜ」
「あー…あぁ、わかってる…けど」

数人の男が俺の周りにいた。
一人が俺の腕を取り肩にかけ、もう一人が俺を反対側から支える。

「ホテル連れてってやるから」
「そら…どーも…」

あぁ、良い人だ。
朦朧とした意識の中、自分の世話を焼いてくれている男達に礼を言った。









「う…」

気が付くと目の前には白いシーツ。
男が俺をそこに横たえた。

ホテルに連れて来てくれたんだっけ

これで店に迷惑はかけなくて済んだ。
ついでに警察のご厄介にもならずに済んだ。

見下ろしてくる男に笑いかけ、また礼を述べる。

「親切に、どーも」
「いえいえ、情けは人のためならず、ってな」
「んー…?」

それ、どんな意味だっけ?
ならず、だから…ならないのか?

じゃあ俺もアンタらもダメだな

酒に浸蝕されている脳みそは、言葉さえ理解してくれない。
ボーッと天井を眺めていると、男の手が俺のシャツにかかった。

「…な、に」
「情けをかけると、こーんなイイコトが自分に起こるんだよ」

勢い良く左右に引っ張られ、嫌な音を立ててボタンが飛ぶ。

「え、な…」

驚くヒマもなく上半身裸にされた。
もう一人の男は俺の両手を押さえ付ける。

「や、なに、すんだっ」
「無用心なんだよ、アンタ」
「うわ、やめっ」

あっというまにズボンも脱がされ素っ裸にされた。
さすがに少し酔いが醒め、慌てて抵抗するが今更なことで。

男の太く骨張った指に自身を弄ばれる。

「ひぁ、あ!」
「兄ちゃん綺麗な顔してんだから、もっと警戒心持たねーと」
「あ、あう、やめ、ろっ」
「そうそう、ヘラヘラ笑って男についてっちゃあ、こんな目に遭うんだぜ?」
「あ、くっ、う、ぅあっあ!」

呆気なく達すると、男達は嬉しそうに口笛を吹いた。

「随分感度いいなぁ」
「こりゃイイ拾いモンしたぜ」
「おら、子猫ちゃん。もっと気持ち良くしてやるよ」

男が俺の口の中に何かを入れる。
吐き出そうとしたが無理矢理突っ込まれた指に阻止され、飲み込んでしまった。

「か、はっ…げほっ…な、に…止めろよ!変態!」
「なんだぁ?さっきまでは可愛らしくどーもーなんて言ってたくせになぁ」
「そりゃあっ…アッ!」

再度自身を握られ、乱暴に扱かれる。
身体が、熱い。
酒のせいではない熱さが、腹の底から全身に広がった。

「い、ゃ…だっ…な、なんで、うあ、あ…っ」

乳首を吸い上げられ、ピリリとした痛みが走る。
男達の手が、俺の身体中を這い纏わった。

「ひ?!」

背筋に緊張が走る。
男の指先が、俺の胎内に入り込んだからだ。

先程飲まされた薬かなんかの効き目なのだろうか、嫌悪感はあるものの、痛みは全く感じない。

「うぁ、嫌、だっ…やめろよぉっ…」
「すぐヨくなるって」
「あああ、や、あ、う、ああっ」

ドロリと、何か冷たいものが中に流し込まれ、それを馴染ませるように指が中で蠢く。

粘着質な水音が増し、大きくなるにつれて俺の理性が焼き切れ始めた。

「ひあ、あああっ、うぁ、いやだぁっ」

気持ち良い―そう感じ始めた身体に嫌悪する。
心と身体が別々になったみたいだ。

「気持ち良いんだろ?こんなにして、だらしねーこった」
「ひあああああ!」

男に先端を弾かれる。
その衝撃で達してしまった俺に、男達はまた下品な笑みを浮かべた。

「もーいいんじゃねーか?」
「そうだな、んじゃあ、行くぜ」
「う、ア…嫌、やめ…」

見なくてもわかる。
さっきまで指が埋まっていたソコに、熱く硬いモノが宛がわれていた。





そりゃ、何度も想像したよ。
兄さんのソレが、俺の中に入ってくるのを。

兄さんのだったから、兄さんだったから…嬉しくて、幸せで…



あぁ、俺バカみたいだ。

兄さんにフラれてやけ酒して、揚句こんな男達に犯されてるとか。

三流のAVには持ってこいなシナリオか?



「ひ!あ、あぃ、あ、あっああああああ!!」

痛い、痛い痛い痛い。
薬が痛みを緩和してくれているのはわかる。
でも痛い。
なんか、こう、裂けそう。
どことは言いたくないけど。

「ひああ!や、ッあ、あああ!」
「く、すっげ…締め付けっ…やっぱ初物は違ぇなぁっ」
「あんま荒らすなよ、次が控えてんだから」
「へいへい、っと…」

勢いを付けて突き入れられ、奥が抉られたみたいだ。
目の前は赤く点滅する。

「うぁ、あ、あああっ…」

暫く抜き挿しを繰り返されていると、痛みから快感へと、徐々に変わってきた。
そのことが酷く悔しい。

中を擦られるたびに、甘い痺れが背筋を震わす。

「ふぁ、あ、あ、うぁっ」
「おー、ヨくなってきてんな。兄ちゃん才能あんぜ」
「あああ、あ、ウ」

そんな才能いらねぇよ。
男達を睨みたくても、焦点が定まらない。

ガクガク揺さぶられて、意識が朦朧とする。
中にいる男が一際大きく膨張した気がした。

「うっ、わ、あ、あ、ああああああ?!」

男が息を詰め、気持ち良さそうな吐息を漏らした後
胎内に広がった熱にようやく思考が追いついた。

「あ、ぐ、え…ぁ」
「まーだ飛ぶんじゃねーぞ。次は俺な」
「んじゃあ、こっちでもご奉仕してもらいますかねぇ」

中に吐き出された精液に、総毛立つ。
気持ち悪くて気持ち悪くて、掻き出したい衝動に駆られた。

「ひっ…や、め、」

問答無用で俯せにされ、腰を上げさせられる。
容赦無く突き入れられた塊に目眩がした。

「ぃああぁあっ…」
「ふぅっ…いいねぇ」
「よし兄ちゃん、こっちも頼むぜ」
「う、ァ、あ?」

上半身を持ち上げられ、肘をつく。
焦点が定まらずに視線をさ迷わせていると、咥内に何かを無理矢理突っ込まれた。

「ぐぅっ!」
「噛むんじゃねーぞ」
「う、ぐ、が…あ、はっ」

こんなに口を目一杯開かされてたら噛みたくても噛めない。

くそったれ、無駄にデケーんだよ!

ただでさえ息が上がっているのに、咥内のモノが呼吸を邪魔する。
後ろから突き入れられ、口を塞がれ、呼吸困難で死にそうだ。

「いい表情してるぜ」
「おい誰か、ムービーでも写メでも撮っておけよ」
「う、うぅっ」

冗談じゃない。
んなコトされてたまるか。

抗議のつもりで口の中のモノを少し噛むと、男は楽しそうに笑った。

「なんだぁ?興奮するってか?」

違ぇーだろ!

思わず下腹部に力が入る。
後ろの男は息を詰め、いきなり尻を叩いてきた。

「いぐぅっ!」
「締め付けちまってぇ、興奮すんだろ?変態だなぁ」
「ぐ、う、うう、ンッ」

泣きそうだ。
本格的に。
左右からシャッター音が聞こえる。

もういい加減、理性がもたない。

「ウ、」
「ん、ぷっ!」

男が髪を引っ張り咥内から引きずり出すと、目の前で白い液体が噴出するのを見た。
こうゆう時は、何故かスローモーションに見えるもんだ。

「…あ」

ドロリと、額から顎に向けて液体が垂れていく。

「くくっ、イーイ表情だ!おら、携帯貸せ」

呆然としながらまたもシャッター音を聞いた。

「ひ、あっ」

思い出したように下腹部の異物も動き出し、俺を嬲る。

「や、や、だっ…も、やめ…あ、あああああっ、ひぅあ…」

崩れた俺は、シーツに頭を擦り付け、泣いた。

















代わる代わる男達に犯され嬲られ、解放されたのは朝。
気が付いた場所はどっかの路地裏だった。

狭い隙間から見える空は爽やかな青で、兄さんの瞳を思い出す。

「……最悪…」







呟く声は、酷く掠れていた。













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兄さん大好きライルんリンカーンされるの巻(酷い)

たまに沸々とライルを虐め倒してやりたくなります(酷い)
愛故です!^^

これで終わりじゃライルが可哀相なんで、続きますよ!


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