*ハッピーライフ!*



*現代パラレル
*刹ニル×ライ
*3人で同棲してます



許せる方のみど〜ぞ





俺には、二人の恋人がいる。

俺自身この奇妙な関係には首を傾げるばかりだが、当の二人はこの現状に満足していて
俺も、不満はなかった。







「おはよう、ライル」
「おぉ、はよー刹那」

にんじんを切る手を休め振り向くと、すぐさま唇を塞がれる。
刹那の手は腰に回り、するりと一撫でしてから離れた。

「行ってくる」
「ん、ほれ、ドリンク」
「ありがとう」
「気をつけてな」
「あぁ」

刹那は毎朝ジョギングをしている。
玄関まで見送り、笑顔で送り出し、それからが忙しいんだ。









「らーいるっ」
「うぁっコラ!危ねーから後ろから抱きつくなって何回言ったら…!」
「だってお前のエプロン姿、何回見ても可愛いんだもんよー」

朝食の支度も佳境に差し掛かったところで起床してくる兄は、毎回こっそり後ろから近付き俺を困らせる。
包丁を向けると「いやん、物騒だぜライル」なんて言いながら大人しく離れた。

「抱きつかれた衝撃で指切ったらどーすんだ」
「ん?舐めてやるよ!そりゃもう、たっぷり!」
「朝から盛ってんじゃねぇ!!」

無防備なすねに蹴りを入れる。

カエルが潰れたような悲鳴を上げて、リビングに逃げて行った。





「はい、新聞」
「おー、さんきゅ」
「朝飯、もうすぐ出来るからな」
「おー」

兄さんはモーニングティーを啜りながら新聞の端から端に目を走らせる。
この、真剣な表情が俺は好きだ。

「ただいま」

見惚れていると、玄関から声がかかり肩が跳ねる。

「おっ、おかえり刹那!」

用意しといたタオルを持って玄関に走った。

「お疲れ」
「あぁ」

汗で濡れたタオルを受け取り、新しいふわふわのタオルを差し出す。

「ありがとう」
「ん。飯、もうできるからちゃっちゃとシャワー浴びてきな」
「了解」
「おー、お帰り刹那ぁ」
「あぁ、ただいま」

実の双子の兄と、兄の同僚の刹那。
その二人が現在同棲中の俺の恋人だ。







「よーし、ライルの飯で今日も元気一杯だ!」
「じゃあ、行ってくる」
「ん、二人とも気をつけてな」

黒いスーツに身を包んだ二人に、順番にキスをする。

玄関でいってらっしゃいと手を振った。







俺の暇な一日が始まる。













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ネタが出来たら投下する感じの、気まぐれ更新連載系?にできたらいいな(希望)

刹那とニールはSPです…!(大好き設定)
ほのぼの系で、3人の同棲生活をちまちま書きたいなぁって
2人で1人を共有して愛するってのは難しいですからね〜
でもギャグ系でほのぼので小ネタ的になら書けそう!って思いました!

あんまり期待せず見守ってくれると嬉しいです^^


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