*ブラコン・バレンタインデー!*
*パラレル設定
*商社マンライル
*変態プレイかも(食べ物は正しい食べ方をしましょうwww)
許せる方のみど〜ぞ
悩みに悩んだあげく、営業先の近くのコンビニで買った普通のチョコレート。
当日は会社が休みのためか、早くから配られた可愛らしい箱のラッピングを丁寧に剥がす。
くれた子に心の中で謝ってから、買ってきていたチョコにそれでラッピングを施した。
リボンを綺麗に結ぼうと何度もやり直してから、ベッドのサイドテーブルの引き出しの中にしまい込む。
ここまでしてから、俺の心はまた挫けそうになっていた。
「ライルー、職場でチョコもらったんだけど、一緒に食わね?」
兄が帰った途端に差し出された紙袋。
中には色とりどりの箱や袋が詰まっている。
「ノーサンキュー。俺も食いきれねぇくらいもらってる」
「だよなぁ」
とりあえず紙袋を受けとって、キッチンの片隅へと保管。
そのまま晩飯の支度の続きに取り掛かった。
サイドテーブルの中のアレを出すのが更に憂鬱になってしまい凹む。
兄が毎年大量のチョコを貰ってくるのは知っていた。
それでも、あの兄なら…恋人だからチョコが欲しいと騒ぐような気がして、用意した。
だがしかし、当日になってもチョコのおねだりはされていない。
「俺の思い上がりかな…」
「んー?どした?」
「うっっわぁ!!危ねぇ!」
「うぉ!大丈夫かライル?!」
背後から突然掛かった声に驚いて、ジャガイモと一緒に自分の指まで切りそうになった。
早鐘を打つ心臓に手を当てながら、元凶を睨み付ける。
「危ねーから気配消して近付くなボケ!」
「えええ〜〜〜消したつもりねぇんだけど…」
「あーまじビビった、切るかと思った」
「えーと…ごめんな?ライル…」
やにわに俺の左手を掴むと、切っ先が触れそうだった人差し指にキスをした。カッと頬が熱くなるのを感じる。
「なっ、に…してんだ!」
「ライルの指に謝罪?」
「バカ!もー料理の邪魔すんならあっち行ってろー!」
「ごめんって、ライル!手伝わせて!」
ぎゃあぎゃあと言い合いながら、中々立ち去ろうとしない兄に根負けして、結局いつもの様にシンクの前で二人肩を並べることになった。
なんだかんだと、いつもと変わらない夜が訪れる。
ベッドに腹ばいになり、雑誌をめくりながら引き出しを睨んでいた。
「………どうしよ…」
全くの予想外。
兄にねだられ、仕方なく手渡す、という俺の予定が狂いに狂った。
自ら手渡すなど、プライドが許さない。
「…あ〜〜…も〜…」
「なーに唸ってんだ、ライル」
「……別にぃ」
入れ代わりで風呂に入っていた兄が出てきて、これまたいつもの様にベッドに腰掛け俺の頭を撫でる。
「悩みがあるなら、兄さん聞いてやんぞ?」
「…別に」
「…俺に言いたくないことなら仕方ないけどな。俺はいつだってお前の力になるからな」
そう言って、耳元に落とされる唇。
優しい兄の言葉で、俺の決心がつく。
「…あの、兄さん…」
「あー!!そうだった!」
「へっ?!な、なに?」
今なら素直にチョコを渡せる
そう思った矢先に兄は声を上げ立ち上がり、バタバタとリビングに去って行った。
残された俺はというと、浮上した気持ちが急降下してしまい
意地でもチョコを渡さねぇ
と、どうしようもない決心をする。
「バカ兄貴…」
「らーいるっ!ジャーン!」
「は?え、なに…ソレ?」
「フッフッフ…ハッピーバレンタイン!ライル!」
「……………え゛?」
帰ってきた兄が持っていたものは、可愛い箱。
押し付けられると同時に言われた言葉に耳を疑った。
「いま、なんて?」
「だーからー、今日はバレンタインだろ?きっとお前はくれないだろうなーって思って、逆チョコ作戦にしたんだぜ!」
「逆…チョコ…」
「こういうことはあんまし強制とかしたくなかったしさ?でもやっぱ恋人の一大イベントでもあるし…。だからさ!受けとってくれよな、ライル!」
嬉しそうに幸せそうに箱ごと俺を抱きしめる兄に、毒気を抜かれる。
一人悶々と悩んでいたのが馬鹿らしくなった。
兄さんがくれたんなら、もう俺からチョコとかどうでもいいや…
脱力し、兄の腕に身体を預けた。
「ライル?や、やっぱヤだったか?」
「んーん…あんがと、兄さん…」
「っ!おう!」
「…はぁ、開けてみてい?」
「もちろん!きっと好きだぜ」
箱の中には銀紙に包まれたチョコが並んでいた。
ふわりと香るチョコの匂いと同時に、強いアルコールの匂いがする。
「ふーん…?………あ、これ、ウイスキーボンボン?」
「そう!」
「久しぶりかも、食べようぜ兄さん」
「おぅ、ほら、かしてみ?」
兄の手によって包みを剥がされたソレは、更にウイスキーの芳香を強くさせた。
口の前に持ってこられて、大人しく口を開ける。
「んぁ。……ん、んまい」
「良かった!じゃあ俺もいただきます」
「ム?ん、むぅ!んーっ」
いきなりキスをされて、咥内のチョコを兄さんの舌にさらわれる。
チョコが溶けてウイスキーが流れ出し、舌を絡め合いながら味わった。
「ん…くぅ…ふはっ…く、るしっ…!」
「旨いなーチョコ」
「いきなり何すんだ!って、ちょ…んむー」
二個目を無理矢理入れられ、またしても同じ方法で二人でチョコを味わう。
市販のウイスキーボンボンより何故かアルコール度数が高いような気がするソレに、どんどんと酔わされていく。
何個も食べ、更にしつこいキスの酸欠もあいまって、遂にぐったりと兄の肩に頭を預けた。
「へぅ…は…うー…」
「おっと、大丈夫かよライル」
「なんか…この、ちょこ…アルコール…キツく、ね?」
「そうか?あー、まぁ、最高級のだし」
「……はぁっ?!」
「どうせやるなら美味しいモン食わせてやりたかったんだよ!」
「…うう…確かに旨いよ…うん、ありが、と…」
「ライル…!兄さん嬉しい!」
「あーはいはい。な、兄さん…もうチョコ飽きたから、さ…?」
アルコールとキスでほてった身体を持て余す。
甘い声音で耳元に囁けば、兄は直ぐさま誘いに乗った。
「シてい?ライル…」
「バーカ…当たり前だろ…」
押し倒され、覆いかぶさってくる身体に腕を伸ばした。
「ひ、んっ!あ、ああ、あ…にい、さっ…」
「乳首、もうこんなになってる」
「やっ、あ、す、吸う、なぁっ」
「イイくせに。乳首弄ると、お前の中、きゅうって締め付けてくるんだぜ?」
「ッッ…調子っ…ノんなっ…!」
「いででっ」
後ろ髪を思い切り引っ張り、噛み付くようにキスをする。
「はっ…ふ、ごめんて」
「うー…っ!うぁっ」
「でもライルが悪いぜ?こんなに可愛いから」
「バカッ…も、あ、うっ」
「………なぁー、ライルー?」
「な、に…ふ、ンッ、ん」
「チョコ、もっと食おう?」
「……は?あっっ?!」
意味がわからず兄を見た瞬間、勢いよく指が抜かれた。
この、直ぐさま代わりに埋められたものは、なんだ?
「へ、う…や、やだ、なにっ、」
「知ってたか?アルコールって、直腸から取り入れるとすげーキくんだってよ」
「ッ…!バカヤロッ…い、今すぐ出せ!」
中に押し入れられたモノの正体に気付き、慌てて身体を起こして排除を試みる。
しかし兄の指によって奥まで埋められてしまったソレに、手は届かなかった。
「あっ、う!はっ…や、めっ…に、いっ…る!」
「もっと入るな?俺の愛のチョコレート、たくさん食べてくれよ、ライル」
「いやっ…だ!このっ…はっ、うくっ…どっ…ド変態っ…!」
次々と中に入れられたウイスキーボンボン。
兄の指がソレをたまに押し、前立腺をピンポイントで刺激してきた。
体温で徐々に溶けだしたウイスキーに、焼かれるような熱さを覚える。
「あっ、う…うあ…あぁ…や、ら…にい、さっ…あつい、っあ、つ…」
「もうこんなにトロトロになって…イッちまったみてぇに出てる。そんなにイイんだ?」
「や、うぅ…やだぁ、熱い、あ、あ、ッン」
腹の底から襲う熱に頭の芯がぼやけはじめた。
アルコールで煽られる情欲に、自身はもう耐え切れず絶頂を迎える。
「ッ、う、あぁあ!!」
「おっ…すげ…ライル、お前初めてココだけでイけたぞ」
「や、あぁ、んっ…ひ、どっ…はぅっ、は…」
「やべー…可愛過ぎるっ…」
自身には触れられていないのに達してしまったことが恥ずかしい。
イッたばかりなのに中はグズグズと収縮を繰り返し、まだ足りないと泣き言を言う。
「あ、う、うぅっ…にーさん、に、はぁっ、ン」
「ん?どうした?」
「ぁうー…や、や、だ…も、ねが…もっと…足りね、からっ…」
「…ッッッ?!」
「熱く、てっ…中、あついぃ…か、かきっ…回して…欲しい、…にぃさん…ッ!」
「おっ、……まっ…!」
何を口走っているのかもわからず、ただこの熱いカラダをどうにかしてほしくて、兄さんに縋った。
なのに兄さんは俺を見下ろしたまま眉間に皺を寄せているだけ。
「おね、が…ぉ、ねがっ、い…にい、さん…にーさん…あ、ぅ、にぃ、」
「ッッお前!だから反則だって!」
「あっ、うぁあ!!」
いきなり身体をくの字に折り曲げられたかと思うと、指やチョコの比較にならない質量のものが胎内に埋められる。
電流のような快感が背筋を突き抜け、また自身から白濁が溢れた。
「あっつ…!中、やべっ…持ってかれそっ」
「ひあぁあぁぁっ!やッ、あああ!」
「あ、んまっ、煽ンな!」
早く解放してほしいという自分の意思とは裏腹に、中がニールに食らい付いて離そうとしない。
抜けていかないように必死に締め付け、その上両足がしっかりとニールの腰に絡まっていた。
俺の身体どうなってんだ?
「や、だぁっ!もっ、やぁあっ」
「き、もちっ…ライル、ライ、ルッ」
「ひゃ、はっ、ああ、もっ、…ねがっ…たす、けっ」
「お前がっ、はなさ、ないん、だぜ?」
「や、だぁ…や、も、もっ…イキ、たっ……うぁあぁ」
「何回でもイケよ…ンッ、く…」
「うや、あ、ふくぅっ…んんんんっ!!」
腰を一際強く叩き付けられれば、簡単に熱が爆ぜた。
頭の芯はぼやけたまま、身体や神経だけが鋭敏になる。
もうなにがなにやらわからず前後不覚に陥り、意識が飛ぶまでニールと身体を繋げていた。
「しん、じ、らん、ね…」
「…大丈夫、じゃない…よな?」
「当たり前だボケ!っっ痛っ」
「ライルッ!」
「〜ッ…腹…痛いし、身体中、軋むし、頭、ボーッとするし…最悪だ!」
「あうー…ごめんなぁ、ライルー…」
チョコとウイスキーとニールのアレのせいで腹がジクジクと痛む。
無茶苦茶に揺さ振られたせいで関節も痛い。
最悪な月曜日を迎えたおかげで、会社は休むしかなかった。
「も…やだホント…ありえねぇ…アンタなに調子ノってんの…?」
「え?!あぁ、いやっその…バ、バレンタインデー、だし?」
「てめぇなんか鼻血噴いてブッ倒れろ」
「ごめんなさいー!許してライル!」
「あぁもう!サイドテーブルの引き出し開けろ!」
「へっ?なに?」
「ハリアップ!」
「はいっ!!」
取り出した小さな箱を見て、兄がポカンとする。
「…これ、」
「………俺だって、バレンタイン…気にしてたんだからな…」
「〜ッ!ラ、ライル〜!好き!大好き愛してる!!」
ひしりと抱き着かれ、腰が悲鳴を上げる。
思いきり襟足を引っ張った。
「いでででででっ」
「腰に負担かけんな!もうしばらくヤんねーかんな!」
「そんなぁ」
泣き付かれても、さすがにもうしばらくはシたくない。
それに、多分、きっと…いや、絶対…来月また目茶苦茶にされる。
今月の残りは体力回復と英気を養うことに使いたい。
「ソレでも食ってろ、俺は寝るから」
「ここにいていい?」
「………ん、いいよ」
「…へへっ、ライル、チョコありがとな?」
「ん」
とりあえず、恋人になって初めてのバレンタインデーは反省点も多いけど…
一応成功ってことで
な、兄さん。
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ブラコンシリーズ!バレンタインデー編(笑)
完全に日本設定のバレンタインですみましぇん^^;
ウイスキーボンボン美味しいです!
世間のピンクい空気にのって、チョコプレイしてみました^^
兄さんが逆チョコするってのは友人からいただいたネタです。
うちのライルはあくまでも男なんで…
受け入れる以外に女みてぇなコトしたくないタイプなんです(笑)
そして兄さんはわりとオトメンです