*ゆめにまでみた*



*二期、ニール生存設定
*ニルライ、刹ライで、3P

許せる方のみど〜ぞ






『ロックオン…』

控えめに呼ばれた名前に二人が振り向いた。

モニターに映るのは刹那の姿で、ニールがベットから降りてドアを開ける。
いつもの真剣な強い眼差しは、どこか色が違って見えた。

「よぅ、どうした?」
「ライルも、いるか」

ニールが後ろを振り返り顎で示す。
ベットの上で片手を上げるライルを確認して、刹那は少し微笑んだ。

「相談したいことがある」

真剣な声音でそう言われ、二人は全く同じ顔をして刹那を見た。











刹那をイスに座らせ、二人はベットに座る。
相談したいと言っておきながら黙り込む刹那を、ニールが促した。

「で、なんだよ刹那。聞いてやるから言ってみ?」
「そうそう、黙ってちゃわからないぜ」
「あぁ…そう、だな」

ニールの眼差しは親が子供に向けるソレで。
ライルはそんなニールを横目に見ながらこっそり溜息をついた。

「ライル」
「はっ?」

不意に呼ばれた自身の名に驚く。
刹那に視線を合わせれば、ゾクリと、どこかが冷えたような、焼けたような

なんとも言えない感覚を味わった。

「な、に?」
「……最近お前を見ていると、胸が苦しくなったり…身体が熱くなったりするんだ」

たっぷり十秒はかかっただろうか、なのにまだ意味を理解しきれずにライルは情けない声を漏らす。

「は…………?」
「朝に、お前の夢を見て夢精もしてしまう」

ライルはまるで身体が錆び付いたように動かなくなり、必死でニールを見ると、ニールも唖然としてぴくりとも動いていなかった。

「…お前を見ていると、なんだかこう…勃ってしまいそうになるんだが…俺はどうすればいいんだ…?」







知るかぁぁ!!!

心の中で叫び、頬が引き攣る。
硬直状態から先に抜け出したのはニールだった。
ゆっくりと腰を上げ、刹那の肩に手を置く。

「…それは、俺じゃなくてライルなんだな?」
「あぁ、夢の中で間違うはずがない。それにお前達の見分けはもうつく」
「そうか…で、刹那はどうしたいんだ」

問われ、刹那は俯いた。
ハキハキと物を言う刹那にしては珍しい行動。

ポツリ、と戸惑いがちに呟いた。

「夢みたいに…ライルに、触れてみたい」
「セックスしたいってことか」
「にぃさっ…!」

兄のズバリな台詞に思わず声が出る。

新手の羞恥プレイかなんかかよ―とライルは顔を真っ赤に染めた。

「……したい、だが…」
「だが?」

刹那はニールと視線を合わせる。
少し不安に揺れた、年相応な表情で、はっきりと言った。

「やり方がわからない」

二人して二度目の硬直。
暫くして先に動いたのはまたもニールだった。
ライルの隣に腰を降ろし、ブハッと吹き出す。

「…に、いさん?」
「はははっ、ちょ、わかんねぇって…!あははっ、マジかよっ!」
「…アンタなぁ…」

ニールの爆笑に、刹那はまた俯いてしまっていた。
先程の爆弾発言は置いといて、ライルは哀れみの目で刹那を見遣る。

「ハハッ…なぁライル、どうするよ?」
「はぁ?なにがだよ」
「刹那、めちゃくちゃ純白だぞ」
「そーだな、で?」
「そんな刹那が、生まれて初めて欲情した相手がお前なんだぜ?」
「っ……それが、なんだってーのさ」
「…俺は、」

そっとライルの手を取り、微笑んだ。
一瞬で両腕を後ろで拘束される。

「いっ…てぇ!な、何すんだよ!」
「刹那のこと弟みてーに思っててさ」

ニールはライルを背後から抱き込み、片手でインナーを捲くり上げた。
ライルは驚いて暴れ出す。

「ふざけっ…なにしてんだよ!」
「刹那、おいで。俺がやり方、教えてやるよ」
「ニー…ル」

ライルを見詰める刹那の瞳に、ゆらりと炎が灯った。
立ち上がり、そっとライルの両頬を掌で包み込む。

「…ライル…」
「や、せつ、な?おい、待て待て、止めろって」
「教えてくれ、ニール」

ライルの唇に唇を重ねてから、刹那はハッキリとそう言った。













「そうだ、いいぜ刹那。苦しくなったら離せよ」

刹那がまずしたいと言ったことは、フェラだった。

「ん、ふ…イイか、ライル」
「んぅっ…ぁ、はっ」
「ほらライル、答えてやれよ」
「あんっ!」

ライルは刹那に自身を愛撫されながら、乳首をニールに弄くられている。
上下から襲う快感に、息が上がっていた。

「あ、ひゃ…」
「ライル」
「ッ…いいっ…気持ちぃっ…刹那ぁ」

刹那は嬉しそうに微笑み、先端に歯を立てる。

「あぁっ!」
「刹那、そのまま一気に追い上げてやれ」
「了解」
「ひ、ぁ、あっ、あ!」

ビクリと背をのけ反らせ、刹那の咥内に放った。
ニールはギョッとして慌てて刹那の肩を押す。

「せ、刹那!吐け、早く」
「…ん」
「おぉい!飲むなよ!」
「……飲みたかったから飲んだ。問題あるか?」
「あるよ!…お前なぁ…いいか、精液飲むと腹壊したりすんだよ。だからあんますんな」
「…わかった、以後気をつける」
「…ったく、ライル、お前すげー愛されてんぞ」
「……さいぁくだ…もういい加減にしろ…」
「気持ちいいってヨがってたじゃねーか。だいたい自分だけヨくなって、終わりってのはナシだよなぁ?」
「んぁっ!」

乳首を捻り上げられ、甲高い声が上がった。

「…ニール、次はどうすればいい?」
「お前さんも限界だろ?本番、いこうぜ」

ニヤリと笑うニールに、刹那は首を傾げる。
今まで乳首を弄っていた指を、そっとライルの後方に這わせた。

「ひっ…」
「俺がしっかり開発済みだから…ちょこっと解すだけで大丈夫だろ」
「…ヒクついている」
「そう、男同士はな、ココを使うんだぜ」
「や、ぁ…兄さんっ…」

いきなり指を二本突き入れ、穴を広げる。

「刹那、ここに中指挿れて、掻き回してみな」
「あぁ」
「ヒ!あぁっ!」
「すごい、な…絡み付いて…締め付けてくる」

ニールは指を抜き、満足げに刹那を見詰めた。
喘ぐライルの頬にキスをする。

「なんか感慨深いぜ…。刹那になら、ライルを抱かせてやってもいいなんて思っちゃったし」
「ン、んぅぅっ…」
「指を増やしてもいいか」
「いいぜ、もっと奥だ、ライルのイイとこ」
「あぅっ、ま、ぁぁあ…刹那ぁっ…」

ニールはいつもこれでもかと前立腺を擦り上げ、ライルに快感を与えていた。
刹那の指は、前立腺を掠めるだけで決定的な刺激は与えてくれない。

「ぅあ、あ、や、だぁっ…刹那っ…」

理性の糸が切れ、あまりのもどかしさにライルは自ら腰を揺らした。
耳元でする、ニールの笑い声にすら感じてしまう。

「あ、ひゃ…ちが、せつなっ…もっと…!」
「ここか?」
「ちが、ぅ!やぁっ…み、ぎ?もっとぉ…」
「…どうだ?」
「はぁ、ま、掠った、のにぃっ…!」
「あんま我が儘言うなよライル。刹那は初めてなんだ」

ニールがライルの耳に舌を差し入れ、宥めるように言う。

「ひゃあ…あ、ン、兄さんっ…」
「協力してやれよ、ライル」
「んんっ…ふぁ、はっ」

ライルは腰を小さく揺らし、刹那を誘導した。
刹那も必死に指を動かす。

「ぅあぁっ!!!」
「っ!ここか」
「あん、あ、せつ、なぁっ…イイッ…ぃあ!」
「良かった…」
「はぁっ、あ、あ!」

ビクビクと引き攣る身体を抱きしめて、ニールはふと笑った。
刹那が心底安心した表情をしていて、ニールもやっと落ち着く。

「…もういいだろ、刹那、挿れていいぜ」
「挿れ、る…」
「刹那の、ソレ。ライルのココに」
「ひぁっ…」

後ろからぐいっと両足を持ち上げられ、刹那の眼前に嫌らしい姿を晒すことになった。
くわえていた指が引き抜かれ、物欲しげにヒクつく場所が丸見えで

ライルは顔を真っ赤にして涙を流す。

「や、だぁ…」
「…ここ、」
「そう、ほら、早くしないとライルが可哀相だ。欲しくてたまんないもんな?ライル」
「ぅ、あ…兄さんッ…」
「おねだりは、俺にするんじゃないだろ…?」

ライルは刹那を見遣った。じっとソコを見詰める刹那の姿に、更に羞恥を覚える。

震える指先で、刹那の頬をなぞった。

「せ、つなぁ…頼むよ…焦らさないでっ…」
「ッ…!す、すまない」
「早く、せつな…」
「…了解した!」

脱ぐのも面倒だったのか前だけ寛げ、膨脹した自身を取り出してライルのヒクつくソコに押し付ける。

「あっ…」
「待った」
「っ……なんだ、ニール」

今まさに挿れようとしたその時、ニールから制止の声が掛かった。
刹那は不満げにニールを見上げる。

「落ち着けよ刹那、いいか?最初はゆっくりだ。焦ってガンガン突き入れたらお互い痛い思いすんだよ」
「……そうか、わかった」
「ライルが苦しそうにしたら止まる。OK?」
「了解」
「よし、いいぜ。ライル…力抜いとけよ」
「ンッ…あぁあっ…」

熱の塊が中に入ってくる感覚に背筋が震えた。
いつもの感触とは違って、それが更に興奮を煽る。

「ひぁ、ア、んぅぅっ…中、擦れっ…あぁあ」
「くぅ…すご、いっ…夢なんかと…全然違っ…」
「そりゃそーだ。ライルん中、気持ち良いだろ」
「あぁっ…いい、ライル…」
「ひゃ、う、あぁっ刹那!だ、めっ…ア!」
「ここがイイのか」
「ああぁあっ…や、ン、くぁっ…」
「うっ…あ」

中が唐突にキツく締まり、肉壁は刹那に絡み付き絶頂へ誘った。
若い上に初めての刹那はすぐにライルの中に放つ。

「ひゃぁぁ…や、あちぃ…」
「おーしまい、抜け、刹那」
「っ…は…あ、ぁ」

自身を抜き取るとライルが快感に喘ぎ、その姿に萎えていた自身がまた硬くなるのを感じた。

「お疲れ、ライル」
「んぁ…にぃさ…」

刹那は目の前でイチャつく二人を見詰めながら、また興奮してしまった自身をどうすればいいものかと悩む。
乱れたライルの姿をオカズに慰めることにするか、そう思いながらそっと自身に手を伸ばした。

「ライル、四つん這いになって」
「へぁ…?」
「俺、すげー我慢してたんだ。俺もヤりてぇ…それに、刹那もまだ足りないみてぇだから…」
「え」

唐突に出た自分の名前に顔を上げると、猫のように擦り寄ってくるライルを見て驚く。

「お、おい」
「舐めてくれるってさ、刹那」
「ん…ぁ…」
「…い、いいのか」
「ん、刹那…手ぇどかして?」
「あぁ…ありがとう」

自身が暖かい咥内に誘い込まれ、快感に身震いした。

「いくぜ、ライル」
「ひぁ…あっ!んくぅっ!兄さっ…気持ちっ」
「っ…しゃ、しゃべるなっ」
「あーやべ…ライルん中腫れててすげーイイ…ッ」

快楽に溺れる双子の顔を傍観しながら、刹那は思う。



なんて綺麗なんだろう



澱んだ空気の中で、場違いなことを考えていた。











「信じらんねぇっっ!」
「まぁそう怒るなよライル、ヨかったんだろ?」
「そーいう問題じゃねぇ!」
「ありがとうライル、俺は満足だ」
「あぁそーかい良かったな!」
「大人しくしてろってぇ、ケツ痛いだろ」
「誰のせいだっ!」
「「俺達だな」」
「うぜぇっ!あーもう出てけよー!」

我に返ったライルは恥ずかしさから二人に喚き散らし、部屋から追い出す。
二人は大人しく追い出され、通路で顔を見合わせた。

「…可愛いな」
「だろ。俺の自慢の弟だからな」
「お前はかっこよかった」
「へ?そっかー、へへ。刹那はなんか可愛かったなー」
「………」
「必死になっててさ。ま、初めてだもんなー」
「…次はもっと上手くやれる」

刹那のその言葉に、ニールは目を細める。
急に冷えた空気に刹那は不安げにニールを見上げた。

「ニール…?」
「忘れんなよ、刹那。ライルは俺のモンだ。次があるかどうかは俺の気分次第」
「……恋人同士なのか」
「そう、愛し合ってる。でも俺はお前さんも好きだ。だからまぁ…あんましライルにちょっかい出すなよ」
「……それは、出来ない」
「あ?」

刹那は意志の強い赤い瞳でニールを射抜く。

「俺もライルを愛してる、だから黙って見ているだけなんてもう出来ない」
「…そっか、オーライ、わかったよ」
「ニール」
「でも、ライルの同意ナシでヤんのはナシな?俺が絶対ぇ許さねぇ」
「わかっている」
「紳士協定を結ぶとしよーぜ」
「あぁ」

ニールが差し出した掌を、刹那は強く握り返した。







ドア一枚隔てた先で、どうしようもなく厄介な絆が生まれたことを





ライルはまだ知らない。













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刹那の初体験のお相手はライルでしたとさ物語!!(笑)
だって刹那童貞のイメージあったし…ヤリ方わかんなそうだったし…
だったら経験豊富な兄さんに教えてもらいつつ、ライルで実践すればいいじゃない?!
って思いまして(笑)

なんでライルって一対一よりも複数相手にするのがこうも似合うのか…


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