*キミはオレだけのモノ*



*パラレル設定
*ニルライともに、高校生です。
*仲良く同じ学校に通って、毎日ラブラブしてるはずです☆

許せる方のみど〜ぞ






「また告白されてきたの?」

アレルヤから困ったような微笑みが向けられる。
それに対して肩を竦めてみせた。

「今回は預かってきたの」
「え?誰宛?」
「俺の愛しの弟クン宛」
「あえて彼を選ぶとは、物好きだな」
「ティエリア、ライルはいい奴だ」
「刹那に対してだけ甘いんだろう、双子そろって」
「ハレルヤとも仲が良いみたいだよ」
「それが謎だ!ハレルヤの野郎、俺の可愛いライルをたぶらかしやがって!」

ハレルヤとライルは悪友だ。
こっそり屋上でタバコを吸ってたり、他校生と喧嘩をしてきたり。
じとりとアレルヤを睨む。

「僕のせいじゃないですよ」
「お前がハレルヤによく言って聞かせないからだろ」
「仕方ないじゃないか、同じ身体と会話をするって中々大変なんだよ。
僕だって肺ガンになるのは嫌だから、むしろライルにもちゃんと注意してよね!」

ライルにとことん甘い俺が、ライルを叱るなんて難しいこと言ってくれるじゃないか。
ぶが悪くなってきたので曖昧な返事をしてうやむやにしてしまう。



そんなことより、この手紙の行き先を決めなければならなかった。













「ラーイル!ただいま!」
「わっ!いきなり抱き着くなよ兄さん!」

バイトから帰り、キッチンで食事を作っていたライルに後ろから抱き着く。
うなじに唇を寄せ強く吸い上げた。

「つっ…!な、何してんだバカ!!」
「だってー、薄くなってたし」
「アンタなぁ!」
「胸元のも薄くなってるよな?今夜塗り替えてやるから」
「帰ってきて早々盛ってんな!」
「いでぇっ!」

爪先を思いきり踏まれ、慌てて離れる。

「もうすぐ出来るから、早く着替えてきて手伝えよ!」
「オーケイ」





ベッドの上に放った鞄がパカリと口を開け、中身が飛び出した。
ノートや問題集、筆箱がベッドに散らばる。

「あらら、まいっか、後で片付けよ」

俺の鞄の中に、昼間預かったあの可愛い封筒は入っていない。
だからといってライルの手に渡ったわけでもない。

バイト先のゴミ出しの際に一緒に捨ててしまった。



『ライルに、渡して欲しいの』
『ライルに?』
『…私…ライルの方が放っておけないって感じがして、気になるの。お願いね、ニール』
『オーケイ、任せとけ』
『ありがとう!』



その同級生の女の子は、ライルに目を向けてしまった。
頼れる兄貴より、危なかっしい弟の方が彼女の母性本能をくすぐったんだろう。

「ごめんな」

俺じゃなくて、クラウスあたりに頼めばちゃんとライルの手に渡っただろうに。
お前さんは人選を間違えたんだよ。

「誰がどれだけライルに想いを寄せようと、アイツは俺のもんなんだけどな」









「う、あっ…ちょ、痛い」
「痛い?悪ぃ」
「あ、だからっ…!そんな強く吸う、なぁ…!」

跳ねる身体を押さえ付け、胸元に赤い鬱血痕を残していく。
コイツはいつもだらしなく前をはだけさせているから、見えるか見えないかギリギリの辺りに。

ハレルヤに「趣味悪ィよ変態アニキ」と言われたこともあった。

「に、兄さんっ…どし、たの…」
「ん?何が?」
「……俺のこと、見てない…」

不安げに揺れる瞳に、愛しさが込み上げた。

「ごめん、ライル」
「…俺んコト、見ろよ」
「お前しか見えねーって」
「ん、んぅ…兄さん…」

胸元から唇を下降させていき、期待に震えるソレをぱくりとくわえる。
途端にライルから甘い嬌声が零れた。

「ひぁっ、あ!に、さっ…」

先端部分を歯でやわやわと刺激しながら、竿の部分を扱き上げる。
すぐさま広がり始める苦味に笑みが浮かんだ。

「ふ、ん…気持ち良い?ライル」
「ン!あっ…い、ぃ…」

その返答に満足して強く吸ってやる。

「ひぅっっ、やだ、兄さん!で、ちゃっ…」
「ひーょ、らしへ」
「や、やだ、あ、っく!兄さん!あ、ああ、あああっ!」

飛び出した精液を口で受け止め、掌に吐き出した。
ライルはせわしなく胸を上下させる。

「いっぱい出たな。最近シてなかったし」
「あ、はぅ…バ、カ…」

掌の粘りをライルの最奥に塗り付けると、ビクビクと身体を震わせた。

「やっ!ちょ、兄さんっ…」
「なんだよ、本番したいだろ?」
「うっ…で、でも…明日も学校ある…」
「優しくするし、明日体育ないだろ」
「うぅ…」
「俺は、ライルが欲しい…。ダメか?ライル…」
「……も、好きにしろよ…」

ライルからのお許しも得て、喜々として中に指を差し込む。
待ってましたとばかりにうねり締めつけてくる中は、本当に素直だ。

「は、あ、ふくっ…う、ぁ」

ひくりと痙攣する内股に口づける。
白く柔らかい内股の皮膚に、赤い痕が残った。

「ひぅ、あ、兄さん…」
「もう欲しい?」
「……ん、」
「じゃあさ、ライル。俺のこと好きって言って」
「は、あ?!や、やだよ…今更だし…」
「今更だって聞きたい。な、ライル」
「あ、ひゃっ」

両足を大きく広げ、ヒクヒクと蠢くそこに自身を押し当てる。

「言ってよライル。じゃなきゃ挿れてやんねー」
「なっ…!〜〜っ…」
「ほら、ライル」
「あぅ…っす、す…きっ…」
「ニールが好き、って」
「ふっ…く、…に…る、好きっ…!」
「…俺も好き、愛してる」
「う、ひぅくっ!う、あああ…」

ズブズブと埋めていって、前立腺に届く前に腰を止めた。
待っていた快楽を貰えずに、ライルは戸惑って俺を見上げる。

「え、ぅ…兄さん?」
「ライルは俺だけのもんだよな?」
「…な、何言ってんの…」
「他の誰がお前を好きって言ったって、お前は俺から離れていかない?」
「…兄さん…」
「なぁ…答えて…」

ライルの潤んだ瞳に映った自身の顔は、酷く情けない。
常日頃愛を囁く自分と違い、ライルは素っ気なかった。

信じていても、不安になる。

「…兄さんが好き…」
「うん…」
「兄さんだけだ」
「うん…」
「…俺は、ニールのだよ、何があっても、ニールが俺を離さない限り、俺はニールだけのもの」
「……あぁ、じゃあ、ライルは一生俺のだな」

不安に揺れていた心が、ほわりと暖かいなっていく。

「そういうこと、だからニール…」

首に回った両腕に引き寄せられ、耳元に囁かれた。

「早くくれよ」







そこから先は、一心不乱にライルを求めて
ライルも俺を求めて

意識が飛ぶまで愛し合った。

















「そんなワケだから、ごめんな?」

目の前の彼女は、瞳に涙を滲ませて頷く。
俺を完全にライルだと思い込んでいた。

悪いけど、俺とライルの区別がつかないような奴に好きだのなんだの言わせねぇよ。





校舎に戻りながら素早く身なりを整えていく。
念のためにとつけたタバコの香りは携帯用消臭剤でごまかし、
人通りのある場所に着く頃にはいつも通りのニール・ディランディ。





「ラーイール!」
「お?どしたの兄さん」
「今日さ、昼飯一緒に食おうな!あっ、クラウスお前さんはダメだかんな!今日は兄弟二人きりなの!」
「はいはいわかったよ」
「だぁっ!抱き着くなバカ!」

耳元でそっと囁いてやった。
腰は痛くないか?と

そしたら真っ赤な顔をしてすねを蹴られた。

「ぎゃっ!〜〜っ!!」
「早く教室帰れバーカ!!」
「たたた…昼休み迎えに来るからな!」
「わかったから!」









ライルが自分のものだと再確認して

優越感に浸って

そして縛り付けてしまったことに対する、ほんの僅かな罪悪感





でも一生離さない。







「ライルにこの手紙、渡して欲しいの!」

頼れる兄貴分の笑顔を貼付けて

「オーケー、任せとけよ」





また俺は、ライルに向かう小さな愛を握り潰す。













----------------------------------------------------------------------------
わりと前に書いたニルライ高校生話の第二弾になります^^

ニールはいつも告白されたり頼られたりしてすごいお兄ちゃん!ってライルは思ってますが
ライルももちろんモテモテなんですが、ライルへの告白なんかは大半がニールに揉み潰されているわけです。

ライルが誰かに干渉されるのが大嫌いな兄さん^^
クラウスとハレルヤはいつの間にか友情を育んでしまった上に、ニールも認めざるを得ない奴らなので許してます。
ほんとはライルを監禁したいくらい独占欲の塊な兄さんが好きです…!


Return