*電波の向こうの*



*パラレル設定
*アブノーマルなえっち有り
*兄さんは普通に変態、弟もそれなりに変態

許せる方のみど〜ぞ





明日は日曜日。
急ぎの書類もなければ接待もない。

食事も風呂も済ませ、ライルはのほほんとベットの上で本を読んでいた。





瞼が重くなり始め、寝ようかと本を閉じた瞬間

携帯がけたたましく鳴り出した。

「うぉわっ!……もしもし?何?兄さん」

騒ぐ心臓を撫で下ろしながら、電話の相手に問い掛ける。
電話の相手は、双子の兄であるニールだ。

『よ、ライル。なぁ、今、いいか?』
「平気、も寝よっかなーって思ってたくらいには暇だ」
『え、悪い』
「いいよ、今ので眠気飛んじまったし」
『そうか?悪いな…』
「…で?なんか用?」

ニールは、躊躇っている。
ライルはそれを感じとり、眉間に皺を寄せた。

土曜の夜、この時間、ニールの沈黙。

ライルは過去の経験上、ニールが何を言い淀んでいるのか推測が出来た。

「にーさん」
『…あ、あぁ、あのさ…』
「……いいよ、付き合ってやるけど?」
『へっ?え、あ…っ』
「明日は日曜日だから…夜更かししても、大丈夫」
『…悪い、な。ありがと、ライル。愛してる』
「知ってる。…ちょって待って、こっちも準備とかあるし」

ライルは携帯を肩と耳で挟み、両手の自由を確保する。
ゴソゴソと、ベットの下の収納スペースを漁った。

『なぁ、今なにしてる?』
「…ローションと、バイブ…引っ張り出してるとこ」
『バイブ、俺がプレゼントしたやつだよな?』
「そーだけど?」
『…なぁ、もっと太いの、今度やろうか?』
「変態」
『すげーの見付けたんだよ。あ、もうパンツ脱いでる頃か?』

先程までの、躊躇して何も言えなかったニールはどこへやら。
ライルのお許しが出た途端に、ニールは生き生きとし始めた。

「ん、今、脱いだ」
『…ライルの、どうなってる?』
「どうなってるもなにも…まだなんも」
『ローション垂らしたらすぐに反応するんだぜ、お前の。ちなみに俺はもうしっかりと』
「電話掛けてきた時からだろ、兄さんおっ勃ててんの」
『はは、まぁな…』
「ンッ…」
『ライル…早く、可愛い声たくさん聞かせて』
「焦んなよっ…あ、は…」

ローションの滑りを借りて、自身を両手で扱く。
耳にはニールの卑猥な言葉が絶え間無く届いた。





お互いに多忙な仕事をしているため、中々会えない。
淋しさと欲求が溜まりに溜まったのか、ある日ニールはライルにテレフォンセックスを要求してきた。

初め、ライルは渋り戸惑い、泣き出しながら付き合ったものだが
今やもう慣れきってしまいっている。

ニールにプレゼントされたバイブやローターは複数あり、ニールの指定通りにそれを使ってやる。

どうせなら気持ちイイ方がいいと、ライルはそれにもすぐに慣れた。





「ひぁ、あっ…はぁっ」
『ライル、指、人差し指挿れて』
「ん、ンッ…いれ、たっ…」
『いつも俺がシてるみたいに、シて。ゆっくり掻き回すんだ』
「う、ぁ、じ、れった…いっ…」
『じゃあ次は中指』
「ふ、うぅ…」
『乳首が寂しがってるよな?』
「あっ…!」
『そう…空いてる手で引っ張ってやれよ』
「ひぅ、や、ああ…」

まるで目の前にいて、ニールがシてくれてるかのように錯覚を起こす。
ライルの疼く場所、タイミングまで、ニールは手に取るようにわかり、電話越しに指示を与えてくるのだ。

「や、め、…うぁ、あっ」
『止めて?それは俺の指じゃないぜ?お前自身がシてるんだよ、ライル。やらしいな』
「う、あっ…バ、バカ兄さんっ…!」
『指、もう一本挿れてやるからな』
「ヒ、う…あ」

ニールの言葉通りに身体が動く。
三本の指が胎内に埋まり、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てていた。

『もートロトロだな、ライル。なぁ…音、よく聞かせて』
「…ッ、ふ、う…」

ライルは震える手で携帯を股間に近寄せる。
三本の指をバラバラに動かし、より一層音が出るようにした。

「うううっ、うあ、はぁっ…あ、あ、あ!うっ…に、にーさ…も、いい?」
『あぁ…すげー音…欲しくてたまんねぇって言ってるみたいだ』
「ン、欲しい、よ…兄さんっ…」
『今すぐ…お前をこの手に抱きたい…』

ニールの、切なげな声が響く。
ライルはハタ、と動きを止め、ニールの言葉に耳を傾けた。

『会いたいよ、ライル…』
「…あぁ、俺も会いたい。兄さん…」
『…1番太いの、挿れるぞ』
「え、あっ…」

淋しさを振り切るように、ニールはライルに命令を出す。

「うあ、ああああ…」
『まだ半分しか入ってないよ、ライル。勢いつけて…ほら』
「やっ、だっ…め…!」
『気持ちイイだろ?押し開かれて、奥に当たって』
「あ、あ、あっ…ひああっ!」
『そんなぎゅうぎゅう締め付けんなよ…イッちまうだろ?』
「い、ぁ、ああっ!きも、ちっ…兄さんっ」

手がガクガクと震え、持っていた携帯が顔の横に落ちた。

「うあ、ひ、ああ、あっ、あっあ!」

微かにニールの声が耳に届く。
ニールの切羽詰まった声音がライルの鼓膜を震わすたびに、身体が反応し中のバイブを締め付けた。

「にい、さんっ!あ、ひぁっ、兄さん!に、さっ…あ、あ…ああああっ!」
『ライルッ…』

白濁を吐き出し、呆然と天井を見詰める。

―兄さん、キスして…

ライルは心の中で呟いた。





『…イル、ライル、ラーイル』
「…ん、あ…ん?」
『放心してたな?』
「あ…ごめ…」
『キス、したいな』
「…!うん…すげー、したい」

ニールがクスリと笑う。
小さな溜息が聞こえ、ライルはごめんと呟いた。

「無理言ってるな、俺達」
『お前が謝るなよ。したいって言ったのは俺だ』
「…先に俺が言ったよ」
『へぇ?』
「…兄さん、会いたい。すごく会いたい。兄さん、愛してる…」
『あぁ、俺も愛してる。会いたい、ライル』

ライル、ライル、と。
優しく呼ばれ、ふわふわとした心地の良い空間に投げ出される。

ライルは疲れた身体に従い、優しいニールの呼び声を子守唄に、眠りに落ちた。



















「はーよ、ライル」

覚醒しきれないまどろみの中、優しいニールの声が聞こえる。
まるですぐ傍にいるかのように、吐息が頬にまでかかって。

ライルは目を見開いた。



「にい、さん?」
「はは、来ちゃった」
「う、そっ…!」

ニールは現実に傍にいた。
あられもない姿で寝ていたであろうことに気付き、ライルは慌てて布団を引き上げる。

「綺麗にしといたぜ?」
「なっ、う、わ…なっ…」

晒していたはずの下半身はしっかりパンツとパジャマに包まれていた。
ドロドロに濡れたシーツも代えられ、卑猥な玩具もベットの上にはない。

「な、いつ、き、た、の?」
「ん〜、あの後すぐ、かな」
「はぁ?!」

あの後すぐということは、軽く深夜2時は回っていたはずだ。
ニールの家からライルの家までは、車で一時間半程はかかる。

「どーしてもさ、ライルにキスしたくて」
「……来るなら、あんなことしなくて良かったのに」
「だってホントは今日も仕事あんだよ」
「…はぁ?!」
「もう行かなきゃなんねーんだ」
「い、今何時…!」
「朝の6時」
「兄さん、寝てなっ…」
「大丈夫大丈夫、あっちで仮眠とる」
「朝飯!」
「途中で買う。だからそれより、ライル…」

ベットに座ったままのライルの腰を引き寄せ、額に額を合わせた。

「キス、しよ?」

ライルは頬を染めながらも、ニールの嬉しそうに弧を描く唇に唇を合わせる。
ニールはすぐにライルの後頭部を押さえ、大人しく口を開いたそこへ舌を滑り込ませた。

「ん、ふぅっ…ん、む、む…」
「く、ん、んん」

舌と舌を絡めて、甘噛みし、舌先を吸い上げ顎の裏を擽る。
二人の口端から、混ざり合った唾液が零れ落ちた。

「う、んっ…は、あ…兄さん…」
「ん、一応、満足。行ってくるな、ライル」
「ん…行ってらっしゃい」
「…今夜、こっちに帰ってきてもいいか?」
「ん、早く帰ってこいよな」
「りょーかい!」

ニールはもう一度だけライルに口づけ、ベットから離れる。

「行ってきます」
「気をつけて、行ってらっしゃい」









愛車を走らせながら、ニールは眠い目を擦り

いつか本当に二人で暮らせるよう、計画を立て始めた。













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ニルライでテレフォンセッ○ス!!(笑)

ライルが自分でおもちゃ使ってあんあん鳴いてるのとか、すんげー萌ます(真顔)
ニールはおもちゃ屋さん行ったり通販で見たりして、ライルにおもちゃ買ってあげてます^^

二人が同棲を始めても、おもちゃ遊びはすると思うんだ…


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